はるじおん

春に咲く紫苑という意味だと聞くと、なんとなく紫という字から高貴な印象を受けるのだけれど、別名「びんぼう草」と知ってしまった瞬間から、なんとも哀れな気がするから不思議です。言葉の持つ力をはっきりと感じる瞬間。

びんぼう草という名前に、半分なるほどと納得させられてしまうということ自体、哀しいものがありますが。

いろんなところで目にすることができる、強い植物なのにね。